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オゾン・オゾン発生器

オゾンとは?
酸素分子にエネルギーをかけ、一時的に酸素原子を3つくっつけた形の分子をオゾンと呼びます。
もともとは酸素です。
一時的に、酸素分子を変形させている分子であるため、持続性は無く、数分~20分で、酸素にもどってしまいます。
日常生活の中にも、太陽からの紫外線などで、自然界にも微量存在している物質です。

オゾン:分子量48
窒素:分子量28
酸素:分子量32
空気 (酸素約21%・窒素約79%の混合気体) :分子量約29
分子量だけ見ますと、オゾンは空気より重いので、空間では、下にたまる傾向があります。

<場所 / オゾン濃度>
一般の生活空間 (屋外) / 0.005ppm
森林 / 0.01ppm
海岸 / 0.01ppm
落雷時 / 1ppm
オゾン層 / 10~20ppm
低成層圏内飛行中のジェット機の中 / 1.2ppm
複写機 / 数~数十ppm
溶接機 / 数ppm
オゾンはどんなウイルスにも効果がありますか?
ウイルスに限らず、菌と呼ばれているものは、タンパク質と脂質で構成されております。
例えば抗生物質は、菌のDNAや酵素に操作して、不活性化・殺菌を行います。
これに対してオゾンは強力な酸化力により、タンパク質・脂質を分解し、不活性化・殺菌を行います。

しかし、芽胞菌に代表される強固な細胞壁を持つ菌に対しては、オゾン濃度・オゾンとの接触時間が重要となります。
これを「CT値」と言います。C=オゾン濃度 (単位:ppm)  T=オゾン接触時間 (単位:分)
この「C×T」で表したものが「CT値」です。
よって、菌がタンパク質と脂質で構成されている限り、どのような強固な菌においてもオゾンは、不活性化・殺菌をすることが可能です。
ただし、強固な細胞壁を持つ菌の場合、不活性化・殺菌を行うためのCT値が高く、人のいる状態で不活性化・殺菌が可能どうかは、また別の話となります。
以下に各機関によって実証された、オゾンガスによる不活性化・殺菌に対するCT値の例を表に記します。

<ウイルス・細菌名 / CT値 / 死滅率 (減少率%) / 出典元>
大腸菌 / 60 / 99.99 / 昭和薬科大学微生物研究室
黄色ブドウ球菌 / 60 / 99.98 / 昭和薬科大学微生物研究室
新型インフルエンザ (H1N1) / 18 99.7 / 北里大学ウイルス科
新型インフルエンザ (H5N1) / 60 100 / 総務省
ノロウイルス / 72 / 100 / ビジョンバイオ株式会社
アリゾナ菌 (サルモネラ菌) / 600 / 99 / 野村節三氏
腸炎ビブリオ菌 / 3600 / 100 / 野村節三氏
緑膿菌 / 2400 / 99.99 / IHI株式会社
MRSA / 2400 / 99.98 / IHI株式会社
BacilhusSubilis (芽胞菌) / 18000 / 100 / 荏原実業株式会社/北海道工業開発試験所
新型コロナウイルス / 330 / 99.99 / 奈良県立医大
新型コロナウイルス / 60 / 99 / 奈良県立医大
新型コロナウイルス / 60 / 95.4 / 藤田医科大学
新型コロナウイルス / 60 / 94.3 / 藤田医科大学
新型コロナウイルス / 24 / 53 / 藤田医科大学

※出典元等により、同じ検体でも減少率が若干異なるものがございます。これは、試験環境・試験条件の違いに起因する差と考えられます。
※各試験機関等による試験であるため、実際の生活環境下での死滅率とは異なる場合がございます。
 以上の表からわかるように、菌種・CT値により、死滅率の違いはあるものの、オゾンは、いかなる菌に対しても、有効性がある事がわかります。
 目的に応じ、使用するオゾン発生器の性能及び、使用時間を考慮する必要がございます。
なぜオゾンが脱臭・除菌効果があるのですか?
オゾンは「強力な酸化剤」です。
地球上の物質の中で、フッ素に次いで2番目に酸化力の強い物質となります。
その酸化力により、ウイルス・菌のタンパク質・脂質を酸化分解して壊したり、におい成分の分子構造を酸化分解するため、除菌・脱臭機能がございます。
オゾンって危険と聞いたことがあるのですが、安全ですか?
実はこの世の中に「安全な物質」など存在しません。そこにあるのは、「安全な物質」ではなく、「安全な量」や「安全な濃度」の物質です。
もちろん、水や酸素すら、濃度や摂取量によっては最悪死亡してしまうこともあります。だからこそ、業務用・家庭用に関わらず、きちんと理解されたうえでオゾンをご活用下さい。

<一般的物質の過剰摂取例>
【食塩】
食塩中毒。塩分は生命維持のために必要不可欠な栄養素であるが、過剰摂取は、時に生命を脅かす。イギリスで報告された食塩中毒の例では、12例中11例が「生後1.5カ月から9カ月の乳児」で、うち2例で死亡し、その摂取量は10g (小さじ2杯分) 程度であった。成人では食塩200gを摂取後死亡した例もあり。塩分過剰摂取後の症状は、嘔吐・下痢・発熱・頭痛・口喝・意識障害・痙攣等。

【砂糖】
急性糖尿病。糖分の過剰摂取ケースといえば、スポーツ飲料などの過剰摂取によって引き起こされるペットボトル症候群。急性糖尿病の症状としては他に、体がだるくなる、喉が渇きやすくなるだけではなく、昏睡状態に陥ることもある。急性糖尿病は清涼飲料水からだけとは限らず、市販で売られている飲料水には飲みやすさを考慮してかなりの糖質が含まれていることが多く、手軽に飲めることから知らず知らずのうちに過剰な糖分を摂取していることがあるため、注意が必要。

【水】
水中毒。多飲により腎の処理能力を超えると電解質バランスが崩れて希釈性低ナトリウム血症が生じ、軽症では疲労感・頭痛・嘔吐・浮腫、重症では脳浮腫による痙攣・錯乱・意識障害等・肺水腫やうっ血性心不全等の身体障害を起こし、死に至るケースもある。

【酸素】
酸素中毒。超高分圧の酸素を摂取した場合、またはある程度高分圧の酸素を長期にわたって摂取し続けることによって、身体に様々な異常をきたし、最悪の場合は死に至る。特にスクーバダイビングなど、空気あるいは混合ガスを用いての潜水した際に起こりやすい。

全て実例に基づいた症状です。

オゾンは、低濃度でご使用いただき、オゾンガスを吸引してしまったとしても人体に安全です。
しかし、高濃度・長時間の人体への吸引は、人体に悪影響が出ますので、以下の表をご参考の上、ご使用ください。

<オゾン濃度 (ppm) / オゾン暴露による人体への影響>
0.01~0.02 / 多少の臭気を覚える (やがて馴れる)
0.1 / 明らかな臭気があり、鼻や喉に刺激を感じる
0.5 / 明らかに上部気道に刺激を感じる
1~2 / 2時間暴露で頭痛・胸部痛・上部気道の渇きと咳が起こる。
(日本医療・環境学会出典より)

オゾンは、疾病・死亡ケースが、世界に1例もありません。あくまでもラット等での試験データに基づき、人間ならと仮定したものです。
日本が日本産業衛生学会の基準を参考にしているようなオゾン濃度に対する厳格な基準や取り決めは存在しません。 何故なら、「オゾンには特有のニオイ (いわゆる『オゾン臭』) があるため、人間は危険を察知して回避することができる」ことと、「オゾンの影響は個人差が大きく、耐えられなくなった濃度がその人の基準であり、ここからは危険であると単純に線引きできるものではない」と考えられているからです。

よって、オゾン発生装置内蔵機器を使用される際は、以下の点をご留意ください。
・オゾン吹出口から直接吸引をしないでください。空間を適切な濃度にするため、吹出口からは、高濃度のオゾンが吐出されている場合があります。
・オゾン臭 (一般的に青臭いと表現される) により、気分が悪い・鼻や喉に刺激を感じる・咳が出るなどの症状がある場合、オゾンガス濃度が上昇している可能性があります。速やかに装置を停止して、換気を行ってください。
その際、オゾン発生装置内蔵機器に、オゾン出力調整があれば、出力を下げて再度ご使用ください。
また、オゾンによる症状は一過的なものであり、残留性・蓄積性はありません。
オゾンによる症状は、吸引してしまったオゾンガスの濃度と吸引時間の積によって、症状が出ます。
万一高濃度なオゾンガスを短時間吸引してしまって上記のような症状が起きたとしても、時間と共に回復します。
狭い空間の中の場合、どんどんオゾン濃度が高くなって危険ではないのでしょうか?
オゾンは、有機物 (例えば、ウイルスや臭気物質等) と反応すると消費されます。
またオゾンは、「オゾン+オゾン=酸素」という反応もあり、自己分解します。

よって、どんなに狭い空間であれ、オゾンを放出し続けても、ある一定濃度以上にオゾン濃度は上がりません。 しかし、発生するオゾン量と空間容積の関係で、上げ止まるオゾンの濃度は違います。
Qにある通り、狭い空間でたくさんのオゾンを放出した場合、上げ止まるオゾンの濃度は高くなります。
オゾン機器の適用を確認の上、機器を選定してください。
酸素が室内に充満しますか?
仮に密室を仮定しますと、空間には、約21% (21万ppm) の酸素と約79%の窒素があります。
その中にオゾン発生器を置いて、オゾン濃度0.1ppmのオゾンを作ったとした場合、21% (21万ppm) の酸素の中から、0.1ppmの酸素を使用してオゾンを作ります。
この時点で、オゾンを作るために酸素を使用しますが、酸素の絶対量に対し、測定できないほどの少量の酸素を使用します。
その後、オゾンが反応して、酸素に戻るため、先にオゾンを作るために使用された酸素と等量となります。結果、密室であっても、酸素→オゾン→酸素という流れになるので、密室の酸素濃度は、変わりません。
オゾンは殺菌に使われていると聞いたことがあるのですが、どのような所やどのような物の殺菌に使われているのですか?
コロナ禍以前より、薬品製造・食品工場では殺菌剤として使用されておりました。
ヨーロッパでは、ミネラルウォーターの殺菌にオゾンが使用されていることは、普通の事です。

オズクリーンPRO

機械自体の寿命はどれくらいでしょうか?
オゾン発生器とはいえ、電子部品の塊ですので、一般的電子機器の寿命と同一です。 (一般的家電品の寿命は、6年から10年と言われていますが、一般家電の場合は、使用率が短く設定されています。)
オズクリーンPROは稼働時間にも左右されますが、4年から10年とお考え下さい。
部屋の広さなどに応じての使用方法がありますが、オズクリーンPROの近くだと濃い濃度で遠いところは低くなるのでしょうか?
またその場合近くにいる人は常に濃いので長時間経過すると体に害が生じる場合はありませんか?
問題ありませんので、ご安心ください。
オズクリーンPROの場合、3.3㎥ / minの送風機を内蔵しております。
よって、機器内部で生成されたオゾンは、3.3㎥ / minの送風機で希釈され、室内に放出されております。
吹き出し口に口をあて、吹き出しオゾンガスのみで呼吸をするなどという、常識はずれな事をされない限り大丈夫です。
万一、上記のような常識はずれな事をされたとしても、咳・涙という症状が出るかもしれませんが、それ以上の症状が出るようなオゾンは発生していません。

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